菊芋に豊富なイヌリンは腎臓病検査のクレアチニン値を下げることができるのか

糖尿病を改善する働きのあるイヌリン。

イヌリンは、玉ねぎやニンジンなどの根もの野菜に含まれている食物繊維の一種。

ただ、血糖値を上げることはなく、腸内細菌の餌となります。

腸内細菌バクテロイデスは、膵臓にインスリンの分泌を促す働きがあるのです。

インスリンの分泌量が増えれば血糖値は下がります。

糖尿病の治療のカギとなるかもしれないイヌリン。

イヌリンが特に多く含まれているのが菊芋で、今菊芋が注目されています。

イヌリンの効果として、ネットではクレアチニン値を改善するとの情報が上がっています。

本当にクレアチニン値を改善する働きがあるのでしょうか。

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腎臓の機能低下を判定するクレアチニン値

筋肉へのエネルギーの供給源であるクレアチンリン酸のが多謝されるときにできる副産物。

なので、筋肉量が多いと血中のクレアチニンの量も多くなる。

クレアチンンは、腎臓の濾過器である糸球体では濾過されます。

再吸収される物質もあるなか、クレアチンは再吸収されずほとんど全て尿として排出されます。

ほとんど全て排出されるので、腎臓の機能を見る値として使われるようです。

血中にクレアチンが多く残っていると、ろ過機能に問題があると言うことです。

当然血中の濃度は低い値の方が良いようです。

逆に、尿の中のクレアチニンの値は高い方がよく、低すぎるとろ過機能の以上と見なされます。

血清クレアチニン値

  • 男性:0.6~1.2mg/dl
  • 女性:0.4~1.0mg/dl

尿中クレアチニン値

  • 男性:20~26mg/kg/日
  • 女性:14~22mg/kg/日

 

腎臓機能低下の要因に糖尿病が絡んでいる

イヌリンがクレアチニン値の改善に効果があると言う情報を得て、いろいろ調べてみました。

まず、腎臓病の原因として糖尿病が絡んでいます。

糖尿病の合併症の一つに糖尿病腎症があるのです。

糖尿病になると、血管が弱くなります。

特に、毛細血管が弱くなることで障害が出てくるわけです。

腎臓もろ過機能のある糸球体は毛細血管の塊と言えます。

だから、糖尿病になると腎臓病になりやすく、糖尿病が進行していくと、人工透析をすることになる人も多いわけです。

イヌリンは、腸内の細菌、いわゆる腸内フローラを育てて、バクテロイデスを増やす働きがあることがわかってきています。

バクテロイデスは、インスリンの増進作用があり、血糖値を下げる働きがあります。

イヌリンが、糖尿病を改善する働きがあるのであれば、糖尿病の合併症を見る数値であるクレアチニン値が改善されることもあるかもしれません。

菊芋に豊富なイヌリンの効果

イヌリンが直接クレアチニン値を改善すると言う文献は見つけられず

インリンがクレアチニン値を改善するのではと期待をもって調べてみました。

期待して調べてみたのですが、イヌリンが直接腎臓機能を回復すると言う文献を見つけることができませんでした。

もちろん、私は専門家ではないので、さらに事実を検証するために調べてみたいと思います。

ただ、上記でも述べたように、糖尿病を改善する働きがイヌリンにもある事は事実です。

糖尿病を改善できると、腎臓の機能も改善する可能性があります。

腎臓の機能が改善されれば、クレアチンの値も下がるかもしれません。

 

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