不幸を恐れて、幸せになれない症候群

日本に多いと思われる人たち。
もしもの時に備えすぎて、今使うお金が無い。
そんなに貯蓄しないで、少し使うと人生が楽しくなるかもしれないのに、もしもに備えてしまう。
もしもは来ないうちに老人になり、体は動かずお金は使えない。
結局、孫がお金を使うなんて事はありがちだ。
 
そんなに備えても、そこまでの出来事は起こらない確率の方が高いんじゃない?
確率の低い出来事に対してむちゃくちゃ備えるんですよね日本人。
実際、世界中の生命保険会社が日本を狙っている。
だって、こんなに保険をかけている国民は少ない。
 
貯蓄だってそう。
そんなに貯めても墓場までお金は持っていけない。
 
話題のギリシャやスペイン!
彼らは貯蓄なんてしていない。
働いてもいないのに楽しそうに暮らしている。
お金は卑しい物でも、汚いものでもない。
楽しく野に放してやったほうが、人間も楽しい。
彼らはそう思っている。
 
だが、実際はどうだろう?
お金を貯蓄して使っていないから不幸せってのも違う。
お金を使わなくても楽しいことがあるので、知らないうちに貯まっているって人も多い。
 
ここにも思い込みがある。
お金を使う事が楽しく生きるって事でもないと言うこと。
必要な物を買っても、必要でないものを買わなければお金は貯まるのかもしれない。
PRESIDENTの記事を見てみて思った。
 
確かに、夫婦で家計を統合していないとお金は貯まらないだろう。
買うときに躊躇が少なくなるからだ。
記事が指摘しているように、旦那がいくら使っているかしらない。
でも、自分も詮索されたくないからって言っている家庭にはお金は貯まっていない。
いいも悪いもそれが現実だ。
だれも止めなければ浪費をやめることは難しい。
妻をもらって、扶養家族が増えたのに貯蓄できるようになったのは何でだろう?ってよく聞かれる。
そらそうだ、独身のときは飲みにいくのも雑誌一つ買うのも躊躇しない。
躊躇するのは、給料前にお金が無くなったときだけだ。
要するに、買わなくてもいいような無駄なものを買っているからお金がたまらない。
この人たちは、お金を使っているから楽しく暮らしているとは言いがたい。
少しの間の満足感はあるかもしれないが、そんな幸福感は一瞬で無くなってしまう。
 
お金がたまらない人にはこんな人もいる。
私の知り合いで、お得星人が何人かいる。
お得だと思ったら買ってしまう人たちだ。
コストコが好きな人に多いお得星人。
必要でなくても安いと思ったら買ってしまう。
話を聞くと「えっ、それいつ使うの?」って聞き返してしまう。
使わないけど相場の半額なら買ってしまう。
転売でもすればいいが、そのまま持っていても使わない。
これは全然お得ではない。
むしろ浪費だ。
そんな自称お得品たちが、家に納まりきらないので、倉庫を購入している。
更に出費になっているわけだ。
 
一番上手くお金を使っている人は、将来の収入になる自己投資と自分の趣味にはお金をかけるが、必要の無いものは一切買わない人と言えるかもしれない。
 
80:20の法則はおそらくここでも生きていて、80%の幸福感や人生で楽しい事は、20%の活動の中にある。
自分が好きなものや、自分の幸福感を得るものである20%にお金を費やし、他の80%にはとことんケチる。
おそらく、いくらお金のかかる道楽でも人生の活動にしめる割合が20%ならば、お金をそこまで浪費することはないだろう。
その割りに、お金の使用感は抜群で満足感も得られる。
この満足感が得られると、他の物品の購入欲も抑えられ、結果全体ではお金を使わないということになると思われる。
 
結論として、お金を貯めるのが偉いって考えもおかしい。
といって、むやみに楽しみを貪るためにお金を使うことも悲しいと思わざるをえない。

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