血糖値スパイク対策にα-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)という選択肢はどうだろう

血糖値を何とかしたいって思っている人は多いのではないだろうか。

糖尿病の治療というとインスリン注射が有名だと思う。

しかし、できればインスリン注射はやはり負担が大きくできれば避けたいと思うに違いない。

それに、一度インスリン注射を始めると辞めることができないと言うことも聞かれる。

実際には、最近の研究によると、インスリンを早めに始める治療は効果があるようだ。

インスリン注射で補うため、膵臓を休める事になり、回復に向かう例もあると本で読んだ。

と言っても、できるだけインスリン注射の御厄介にはなりたくないものだ。

では、他の治療方法と言うと、血糖値を下げる薬がある。

しかし、血糖値を下げる薬にも副作用がある。

無理矢理血糖値を下げるため、低血糖にならないように注意をしなければならないとの事なのだ。

低血糖は非常に危険で、命の危機にもなってしまう。

では、他に何かないのか。

一般に手にはりりやすいのは難消化性デキストリン。

食物繊維を取ることで、糖の吸収を緩やかにして、腸内フローラを育てることにもなるらしい。

さらに、積極的な薬で、副作用が比較的少ないものは無いのかと調べていると出てきたのがα-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)という薬だ。

α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)

 

α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)ってどんな薬

一口に炭水化物だ、糖質だと言うが、実際には食べ物から炭水化物を摂取したとして、そのままで血糖値を上げるかと言うとそれは違う。

炭水化物は、食物繊維とデンプンに分類される。

食物繊維は消化されず、多くがそのまま便として排出される。

デンプンも、そのまま腸から血管に入って、血糖値を上げるわけではない。

デンプンの状態では大きすぎて細胞や血液中に吸収できるものではない。

ではどうするかというと、細かく分解して、腸から血管に吸収できる状態にするのだ。

デンプンはまず小腸でαアミラーゼの作用で二糖類に分解される。

二糖類でも吸収するのには大きいため、さらに単糖類まで分解される。

この時二糖類を単糖類に分解する酵素がα-グルコシダーゼなのである。

今回紹介している薬はα-グルコシダーゼ阻害薬と呼ばれるもの。

最後の単糖類に分解しようとしている酵素の働きを阻害して、単糖類に分解できなくする働きがある。

α-グルコシダーゼ阻害薬は飲むと、糖の吸収を穏やかにする作用がある。

つまり、血糖スパイクが発生しにくくなり、細胞壁や血管壁を糖分が脅かすことを予防できるというわけなのだ。

α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)

α-GI薬で心配な副作用とは

副作用が心配なので、できるだけ薬を飲みたくない人は多いだろう。

α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)で起こりやすい副作用が、腹部膨満感、おなら、下痢、腹鳴(などの消化器症状と言うことなのだ。

これは、消化しきれなかった炭水化物が腸に溜まるために起こる症状のようだ。

炭水化物の中でも吸収できない多糖や二糖類でも腸内細菌の餌にはなるようで、微生物により発酵してガスが出やすくなるようだ。

α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)

α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)の飲み方

α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)の性質上、飲み方は制限される。

それが、食事前にα-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)を飲むことだといえる。

α-グルコシダーゼ阻害薬が、食べ物が腸で消化分解される前に飲んでおかないといと意味がない。

だから、α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)は食前に飲むのが効果的だ。

食事中に飲んでも効果はあるが、食後では効果は期待できないようだ。

 

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