娘が交通事故にあってわかった子供に教えておきたいこと

その他

娘が交通事故にあいました。

娘から電話がかかってきたのは、ちょうど正午ごろです。

娘が自転車に乗っているところ、左折して来た自動車に巻き込まれたと言うのです。

幸いほとんど外傷もなく済みました。

ただ、相手は事故を警察に届ける事なくその場を立ち去ったと言うのです。

事故でテンパっている娘は、事故を届けないといけないのでは?

そう思いながらも、相手に伝える事ができず私に電話して来た訳です。

交通事故は警察に届け出る義務がある

交通事故は警察に届ける義務があります。

もちろん、義務が重いのは車を運転している人です。

事故を起こせば、当然警察に届け出て、現場検証をする必要があります。

人身事故はもとより、物損であってもです。

物損の場合は特に事故証明を取れないと保険が降りない可能性があります。

警察に届けるのに「後で」なんてあり得ません。

事故を起こしたその場で警察を読んで現場検証を行ってもらわないといけません。

子供が事故に巻き込まれた場合、子供が外見上怪我がなく、大丈夫と答える場合が多い。

しかし、外見では怪我の有無はわかりません。

医師の話では、傷害が出てくるのは2日ぐらい後の場合も珍しくないそうです。

だから、事故に巻き込まれた場合は、しっかりと医師に診察を受ける必要があります。

しかし、交通事故の場合は健康保険は使えません。

事故の相手に支払ってもらわないと多額の診察費用を支払う事となります。

その時、もし事故証明が降りず、保険が使えないと相手が支払ってくれると限らなくなります。

今回は、診察を受ける前に相手の自動車保険会社と連絡が取れ、病院から直接自動車保険会社に請求してもらうように話がつきました。

ですから、私達は1円も払うことなく、診察を受けて帰ることができたのです。

自分の体は自分で守る

子供には、自分を守れるのは自分だと教える必要があると思います。

どうしても優しい良い子に育てようとしてしまいます。

それは間違って居ないのですが、世の中には悪意を持った人も多い。

仲間を信じる事は大切ですが、人を信じすぎる事は危険だと言えます。

教えるのが難しいポイントで、私もちゃんと教えられているとは言いません。

しかし、事故は突然おこります。

頭の片隅にでも残るぐらいでも話をしておく事は大切だと思います。

親に連絡を入れる

今回、娘は私に電話をかけてきました。

何かあった時、自分で全てを解決する自立心を持つ事は大切な事です。

しかし、こと緊急時には、親に相談をする事は大切です。

ある程度年齢を重ねて、自分で何でも出来るようになって来てからでもです。

逆に、幼い頃は親に言わない事は少ないでしょう。

しかし、大きくなると親には話さない事も多い。

今回は、直ぐに連絡をしてくれたので、対処する事ができました。

親を頼れるよう、相談しやすい関係を作る事が大切ですね。

お父さんと娘は話した

今回、事故に巻き込まれはしましたが、幸い外傷なく終わりました。

これから車を運転して行く側にもなる娘が事故の経験を被害者としてできた事は、良い経験になったと思っています。

事故を起こす経験なんて無い方がいいです。

しかし、経験していない事にいきなり遭遇するとパニック状態になります。

一度でも経験すると、最低限必要な事は出来る状態になります。

今回の経験で、被害者となった時も、加害者となった時も、最低限の事が出来るのではないかと思っています。

それに、今まで以上に安全に気を使う事になるでしょう。

いろんな話を娘と交わすことができて、不幸中の幸いであったと思うのです。

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