昼得きっぷご存知ですか。
正式の名称は昼間特割きっぷと言います。
JR西日本回数券「昼間特割きっぷ」の販売を2018年9月30日もって終了
「昼間特割きっぷ」の販売期間は、2017年9月30日まででしたが、来年2018年9月30日まで延長されることになりました。
ただ、2018年9月30日をもって、「昼間特割きっぷ」の販売を終了するとのこと!
延長する考えは無いとの事だが、人気の高い「昼間特割きっぷ」だけに延長される可能性も高い。
本当に「JR西日本の昼間特割きっぷ回数券」は終了することになりました。
昼間特割きっぷに変わる新たな割引プランはこちら!
jr西日本、私鉄、昼間移動するなら、一番お得な回数券は何?
定期を持つほどではないけど、何度か出かける場合に今のところJRの平日最強の切符です。
大阪を起点に、京都方面と神戸方面、そして宝塚方面は阪急でも移動可能です。
阪急にも回数券があって、どちらが安く移動できるかも調べてみました。

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平日はJR昼間特割きっぷ回数券が最強、土曜・休日は阪急の土・休日回数券が最強
結論から言うと、平日移動するならJRの昼得きっぷ。
土曜・休日は阪急の土・休日回数券がお得です。
昼得きっぷ 最強昼間特割きっぷ回数券の詳細
JR京都線、JR神戸線、JR宝塚線でお得になるきっぷです。
・発売場所・・・みどりの券売機、みどりの窓口(金券ショップでも売られています)
※設定区間の発・着となる駅で発売しています。
※山崎駅、東淀川駅、塚口駅、猪名寺駅では券売機及びみどりの窓口で発売をしています。その他の駅では、券売機(みどりの券売機を含む)でのみ発売しています。
JRおでかけネットより引用
・販売枚数・・・6枚1つづり
・利用可能な時間帯・・・平日10:00~17:00 土曜日曜祝日、年末年始は終日
・有効期限・・・3ヶ月間
JR神戸線大阪を起点にした料金
神戸線は阪急線と行き来できない距離ではありません。
ただ、少し離れているので大阪ー三宮間のみ比べました。
昼得きっぷ | 昼得きっぷ1枚分 | JR正規運賃 | 阪急正規運賃 | 阪急土・休日回数券 | |||
大阪 | 塚本 | おとな | ¥840 | ¥140 | ¥160 | ||
大阪 | 尼崎 | おとな | ¥900 | ¥150 | ¥180 | ||
大阪 | 立花 | おとな | ¥960 | ¥160 | ¥220 | ||
大阪 | 甲子園口 | おとな | ¥1,080 | ¥180 | ¥270 | ||
大阪 | 西宮 | おとな | ¥1,080 | ¥180 | ¥270 | ||
大阪 | さくら夙川 | おとな | ¥1,200 | ¥200 | ¥300 | ||
大阪 | 芦屋 | おとな | ¥1,200 | ¥200 | ¥300 | ||
大阪 | 甲南山手 | おとな | ¥1,440 | ¥240 | ¥390 | ||
大阪 | 摂津本山 | おとな | ¥1,440 | ¥240 | ¥390 | ||
大阪 | 住吉(兵庫県) | おとな | ¥1,500 | ¥250 | ¥390 | ||
大阪 | 六甲道 | おとな | ¥1,620 | ¥270 | ¥410 | ||
大阪 | 三ノ宮・元町 | おとな | ¥1,620 | ¥270 | ¥410 | ¥320 | ¥230 |
JR京都線大阪を起点にした料金
京都線は、終着駅が阪急とJRが違うので、行き来できる高槻のみを比較しました。
昼得きっぷ | 昼得きっぷ1枚分 | JR正規運賃 | 阪急正規運賃 | 阪急土・休日回数券 | |||
大阪 | 京都 | おとな | ¥2,100 | ¥350 | ¥560 | ||
大阪 | 西大路 | おとな | ¥2,100 | ¥350 | ¥560 | ||
大阪 | 長岡京 | おとな | ¥2,040 | ¥340 | ¥550 | ||
大阪 | 山崎(京都府) | おとな | ¥1,800 | ¥300 | ¥460 | ||
大阪 | 島本 | おとな | ¥1,800 | ¥300 | ¥460 | ||
大阪 | 高槻 | おとな | ¥1,320 | ¥220 | ¥260 | ¥280 | ¥200 |
大阪 | 摂津富田 | おとな | ¥1,320 | ¥220 | ¥260 | ||
大阪 | 茨木 | おとな | ¥1,140 | ¥190 | ¥220 | ||
大阪 | 千里丘 | おとな | ¥1,020 | ¥170 | ¥220 | ||
大阪 | 東淀川 | おとな | ¥840 | ¥140 | ¥160 |
JR宝塚線大阪を起点にした料金
昼得きっぷ | 昼得きっぷ1枚分 | JR正規運賃 | 阪急正規運賃 | 阪急土・休日回数券 | |||
大阪 | 塚口 | おとな | ¥1,020 | ¥170 | ¥240 | ||
大阪 | 猪名寺 | おとな | ¥1,020 | ¥170 | ¥240 | ||
大阪 | 伊丹 | おとな | ¥1,020 | ¥170 | ¥240 | ||
大阪 | 北伊丹 | おとな | ¥1,020 | ¥170 | ¥320 | ||
大阪 | 川西池田 | おとな | ¥1,140 | ¥190 | ¥320 | ¥270 | ¥193 |
大阪 | 宝塚 | おとな | ¥1,320 | ¥220 | ¥330 | ¥280 | ¥193 |
阪急電車と競合して、宝塚ー大阪間の料金は安くなっています。
ただ、他の駅は比較的高いんです。
阪急線と経路が違うからかもしれませんね。
JR西日本の回数券で最強にお得なのは昼間特割きっぷ
鉄道運賃は、各社ライバル会社との価格競争で成り立っています。
価格競争が無い地域ではほぼ言い値になってしまいますね(汗
私の住む地域は田舎ですので、基本的に公共交通機関はJRのみ。
JRの言い値ですから高いのです。
ただ、競合が発生する宝塚–大阪(梅田)間は格段に安くなります。
このJRの特定区間が経路にある場合、その特定区間だけで定期等を買う。
分割購入した方が安いって言うのは周知の事実ですよね。
3分割している強者います。
平日最強割引率、JR西日本の昼間特割きっぷが最強
JR西日本の回数券は、定期券を作る程の乗車回数が無い場合、少しでも安くJRを利用する為に重宝します。
週に何回か病院に通う、週に何回かバイトに行く。
そんな方々には回数券ですよね。
中でも、特定の区間を利用する方は昼間特割きっぷが安い。
まず、宝塚–大阪間の通常の運賃は320円です。
ところが、JR西日本の回数券、昼間特割きっぷは宝塚−大阪間2360円です。
これ、10枚綴りであっても236円です。
阪急の宝塚–梅田間の270円より安いです。
ところがところが、このJR西日本の回数券、昼間特割きっぷは12枚綴りなのです。
つまり2360円÷12=196.6円です。
約197円です。
これは安いですね。
阪急にも同種の回数券があります。
阪急電鉄の時差回数券です。
時差回数券は12枚綴りで10枚分の値段です。
宝塚–梅田270円×10÷12=225円
225円ですので、JR西日本の回数券、昼間特割きっぷ方が安いですね。
ただし、この回数券はJR西日本の回数券の場合、平日は10時~17時の間のみ利用可能です。
土休日・年末年始は終日利用可能です。
阪急電鉄の回数券、時差回数券の場合は、平日は10時〜16時の間利用可能です。
阪急電鉄の時差回数券も土曜休日は終日利用可能です。
ただし、JR西日本の回数券、昼間特割きっぷは特定の区間のみです。
阪急電鉄の時差回数券は、ほぼ全駅の設定可能です。
JR西日本の昼間特割切符の区間はおでかけネットでご確認を!
土曜休日は、阪急電鉄の土・休日回数券がお得!
最強の回数券、昼間特割きっぷですが、土日の場合は上手が存在します。
それが、阪急電鉄の土・休日回数券です。
土・休日回数券は、14枚綴りで10枚価格。
宝塚–梅田間270円×10÷14=192.8円
約193円です。
4円の差がありますね。
こちらも阪急線であれば、全駅で発券設定可能です。
私の場合、JRの回数券であれば乗り換え不要となりますので、時間的なメリットを考えるとJR西日本の回数券、昼間特割きっぷを購入するのがお得な訳ですね。
ただ、阪急にはハーフの回数券、5枚料金で6枚綴りの回数券とハーフ土・休日回数券7枚綴り5枚料金がありますので、しよう用途によってはこちらがお得って事もありますよね。


大阪の私鉄の回数券
大阪には私鉄が走っています。
大阪に乗り入れている私鉄の回数券はどうなっているのでしょうか?
