MCTオイル中鎖脂肪酸が糖分の代わりにエネルギー源になる理由

MCTオイルは中鎖脂肪酸が主成分です。

中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸と違い素早く取り込まれて、ダイレクトにエネルギー源になると言われています。

エネルギー源になる仕組みを考察してみました

MCTオイル中鎖脂肪酸が糖分の代わりにエネルギー源になる理由

MCTオイル中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の違い

そもそも中鎖脂肪酸って何なんだ?って思いますよね。

スーパーで売られている油に違いがあるのは知っているけど、それはオリーブ油だとか、ごま油だとかサラダ油などの原料の違い。

その中に含まれている油、つまり脂肪酸の違いを考えたことは私もありませんでした。

しかし、実は、この油の成分、脂肪酸の成分が体内に入ってからの働きに違いが出てくるのです。

体内に入ってからの働きの違いは後で解説します。

とりあえず、成分となっている脂肪酸の違いがあるわけです。

ほとんどの植物油は、オリーブ油を含めて長鎖脂肪酸と呼ばれる油です。

コーン油や大豆油などに含まれているリノール酸がそれです。

オリーブ油に含まれているオレイン酸も長鎖脂肪酸です。

これに対して、MCTオイルは中鎖脂肪酸。

この長鎖と中鎖は何の違いかというと、くっ付いている炭素原子の数の違いです。

炭素の数が増えていって11を超えると長鎖脂肪酸と呼ばれるのです。

MCTオイル中鎖脂肪酸はそのままミトコンドリア内に入れる

MCTオイルの中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸と違って体の中に取り入れられやすくなっています。

特に重要となるのがミトコンドリアへの取り入れられ方です。

中鎖脂肪酸は、ミトコンドリア内にそのままで取り込まれて、そくエネルギー源になります。

ミトコンドリアは、我々動物の細胞に取り込まれたもう一つ別の生物だと言われていて、脂肪酸を代謝してエネルギーを発生します。

中鎖脂肪酸は、ミトコンドリア内に取り込まれやすいと言いましたが、長鎖脂肪酸は簡単にはミトコンドリア内に入る事はできません。

長鎖脂肪酸がミトコンドリア内に侵入するためには、カルニチンが必要となります。

一時期ダイエットに効果的な成分としてカルニチンが注目されたのはこのせいだと思います。

中鎖脂肪酸は、体の中に取り込まれやすく、ミトコンドリアにも取り込まれやすい。

だから、食事として食べるとすぐにエネルギー源に変わる油だという事なのです。

中鎖脂肪酸はTCA回路で代謝されケトン体を作る

中鎖脂肪酸は、TCA回路と言われるエネルギー回路で代謝されます。

その時、ケトン体が生成されます。

このケトン体は重要な成分で、糖質などの代わりに脳でエネルギー源になる物質です。

今まで解説されてきた脳の仕組みのなかでは、脳がエネルギー源にできるのは糖質だけだと言われてきました。

私も、すっかりそうだと思っていました。

しかし、最近話題になっているのがケトン体。

ケトン体は、脳関門を通過することができるのです。

脳に運ばれたケトン体は、脳のエネルギー源になるのです。

TCA回路とは?

TCA回路は、ミトコンドリア内で炭素を使ったエネルギーを取り出す化学物質が合成と分離を繰り返す回路の事。

ミトコンドリアの中だけにある回路で、ミトコンドリアを取り込むことで、エネルギーを保存して使う事ができる様になった様です。

TCA回路はクエン酸回路ととも言われていて、クエン酸回路は学校の生物でも習ったことがあると思います。

私も名前と何をしている回路かは知っていましたが、詳しく調べたのは今回が初めてです。

TCA回路のエネルギー生成の原料となるのはアセチルCoAと呼ばれる物質です。

脂肪酸=脂もこのアセチルCoAとなってエネルギー源になります。

他にも、たんぱく質の元であるアミノ酸でも作られるようです。

もちろん、糖質であるグルコースによって作られるピルビン酸を原料としてもアセチルCoAは作られるようで、様々な物質からエネルギーを取り出せるのがミトコンドリアの素晴らしいところと言えると思います。

そもそもミトコンドリアとは?

ミトコンドリアは、我々生物の細胞内に取り込まれたもう一つの生物と言われています。

ミトコンドリアにも遺伝子があって、この遺伝子は母親から子供へ引き継がれていきます。

人類のミトコンドリアの遺伝子を辿ると、一人の女性に行きつくと言われていています。

それが、人類の共通の祖先であるイブであると言われます。

ミトコンドリアは、極めて効率よくエネルギーを作り出します。

多くの生物の細胞は、エネルギーを作り出すミトコンドリアを取り込むことで、エネルギー問題を解決し、生命爆発を引き起こしたと言われています。

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