安売り競争ではない自由化だ!

どの業界も熾烈なシェア争いをしている。
家電も自動車も飲食業も。
全ては顧客を奪い合う競争だ。

顧客を創造せよ!

顧客を奪い合うのではなく、創造する事ができたのならどうだろう。
顧客の創造とは何か。
有名な逸話がある。
2人の営業マンがアフリカに靴を売りに行った。
2人は、アフリカの人々を見て言った。
1人は「おお、こんな所で靴が売れるわけが無い。なぜなら、だれも靴を履いていない。」
もう1人が言った「おお、ここは宝の山だ!なぜなら、だれも靴を履いていない。」
顧客を創造すると言う事は、いままで買わなかった層の人達に買ってもらう事だ。
それを実践しているのがピーチ。
ピーチは、既存の航空会社の顧客を奪うのではなく、いままで飛行機に乗らなかった人達に利用してもらう戦略をとったのだ。

安売り競争では生き残れない自由化するのだ!

安い航空会社がLCCだ。
しかし、安売り競争の行き着く果ては想像がつく。
ピーチアビエーションのCEO井上慎一氏は安売りという言葉が嫌いだと言う。
安売りではなく自由化なのだ。
安売りでは安かろう悪かろう的に感じる。
そうではなく、新たな価値を顧客に提供するのが自由化だ。
飛行機とはこういう物だと言う固定概念を崩し、多様な価値観を提供するのだ。
今までの航空業界を見てみよう。
それは、全ての人にベンツやBMWに乗れと言っている様な物。
とてもベンツには乗れないって言う人は相手にしないような感じだ。
自動車業界は、高級車に乗れ等と横暴な事は言わない。
カローラもあれば、コンパクトカーもある。
軽自動車だってある。
軽自動車がとてつもなく安いからと言って、高級車が売れないかと言うとそんな事は無い。
高級車の良さをわかって高級車も売れる。
航空業界も多様な商品が必要なのだ。

コスト削減ではない「ヤリクリ」だ!

ピーチアビエーションは、コスト削減で有名だ。
本社内の事務机も椅子も全てネットオークションで落札したもの。
エレベーターも有料だ。
安全以外のコストは削減する。
そう思われている。
しかし、ピーチアビエーションの井上慎一CEOはコスト削減という言葉は嫌いだと言う。
「やりくり」
日本にはいい言葉がある。
必要な費用を使ったら、残る費用がコスト。
この残る費用の中で、間接的に必要な費用を「やりくり」しているだけだと言うのだ。
これは、製造業では当たり前の理論。
航空業界に製造業の考え方を持ち込んでいるのがピーチアビエーションなのだ。

ピーチを動詞にする

最後に、ピーチアビエーションの井上慎一CEOは言う。
「ピーチを動詞にしたい」
「週末、マカオにピーチしない?」
と言う感じだ。
ピーチを使って楽しく旅行する意味を動詞になるぐらい浸透させたいのだ。

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