攻殻機動隊 士郎正宗が描く近未来が29年前とは思えず凄い件

攻殻機動隊は私がもっとも好きな漫画家である士郎正宗氏の傑作マンガ。

士郎正宗氏の知識量の多さは舌を巻く。

神戸で活動し、震災にも合っている士郎正宗氏。

地元も近いという事で、共感を覚えるのだ。

1989年にヤングマガジン海賊版に掲載されていた攻殻機動隊。

1989年と言えば、バブル最盛期で、まだまだ携帯電話が出始めた当時。

ナノマシンが話題になり始めていた頃に書かれた話とは思えない。

まだ読んでいない方は、是非!一読していただきたい。

攻殻機動隊!サイボーグが熱光学迷彩を装備した公安9課

今回、自分の好きな物を他の卸している最中に思い出したのが攻殻機動隊やアップルシードなどの士郎正宗氏作のマンガ。

私の10代後半から20代前半はドハマりしていたマンガたちだ。

少し先の世界で、本当に起こりそうな科学技術の変革。

それに伴う、人とマシンの融合。

その題材が非常に面白かったので、友人と夜な夜な語り合うほどのハマり方だった。

その面白さは折り紙付きで、映画「マトリックス」の監督のウォシャウスキー兄弟は、攻殻機動隊を見て「マトリックス」の脚本を思いついたと言うのは有名な話。

そんな「攻殻機動隊」の面白さの一端を書いてみたいと思う。

AIにナノマシーン技術が進化した近未来って言っても実は2029年w

実は、攻殻機動隊の舞台は2030年代の日本。

なんと、知らないうちに近づいてきている。

攻殻機動隊の中では、1998年代後半にAIの頭脳となるニューロチップが播磨学園都市で開発されていたり(郷土愛の兵庫県民)。

世界大戦で東京が海に沈んでいたりして、神戸の沖の新居浜市に首都があったりと、随分と現実社会は平和を歩んでいる。

その分、現実世界の方が科学技術が遅れている。

ナノマシンの技術はまだまだ進んでいないし、全身義体化するのはかなり先の未来になりそうだ。

攻殻機動隊 士郎正宗

電脳化が人間を直接ネットワークにつなげる

攻殻機動隊の中では、ナノマシンが人間の脳とネットワークを直接つなぐ電脳化技術が進んでいて、かなりの人間が電脳化している。

第一巻では、ネットの海に生まれた情報生命たとも言うべき「人形遣い」と遭遇する話がある。

人間は、目で情報を取り込むこと無くネットにアクセス。

そのまま情報を脳にダウンロードする事ができる。

電脳化した人は、体の外部に補助脳を持ち、脳の容量をカバーしている。

サイボーグ技術が発展!体を人工的に再現できるように!

世界大戦も起こった影響だろう。

サイボーグ技術が進んでいる。

電脳化技術が、人間の脳と機械を直接接続するようになった。

ヒトゲノムが解読されて、人間の動機が人工的に作れるようになった。

そんな中世界大戦が起こる。

強い軍隊を持つために、サイボーグ化技術も進歩。

死の恐怖から、サイボーグ化を望む人が増えたのだろう。

思いのほか復旧している様に見える。

人間の能力を遥かに超えた能力を持ったサイボーグが、戦うお話ともいえる。

サイボーグ化が進んだ、攻勢の捜査機関公安9課

大戦後、犯罪が増え、テロも増えた日本。

その様な設定の中では、武装を強化した捜査部隊が設立されてもおかしくない。

攻殻機動隊の舞台となるのは、攻勢の捜査機関として設立されたのが公安9課。

攻勢とは、犯罪を未然に防ぐために、積極的に犯罪集団を殲滅する部隊。

各種武器を携帯して、SWAT以上の攻撃力を有し、捜査権も持っている。

テロやネット犯罪などを積極的に操作、殲滅していく。

内閣総理大臣直属の部隊で、他の警察、公安に対しても捜査権を有している。

漫画「攻殻機動隊」の面白いところは、サイバー犯罪と描写と、それに反するぐらいの銃器による戦闘シーンだろう。

士郎正宗氏の知識から発生する、戦闘シーンのリアルさが話題になっている。

作中では、ハンドガンとサブマシンガンの違いや、オリジナルの銃メーカ「ゼブロ」の武器が面白い。

スナイパーであるサイト―が装備する「鷹の目」など、リアルな設定が面白いのだ。

押井守監督の映画「GHOST IN THE SHELL 」などでは、少し寂し気に描かれている「攻殻機動隊」だが、原作には寂しさはそれほど感じられない。

押井守監督のイメージで制作されたハリウッド映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」も少し異質な世界観だ。

押井守監督のアニメを見る前に、攻殻機動隊の原作を読んで欲しいところだ。

しろまさマンガと言えばマンガと思えない知識量を補うための注釈の多さ!

士郎正宗氏マンガで特徴的なのが注釈の多さ。

知識の量が多くて、マンガだけでは説明できない事が、本の外の部分で解説してある。

賛否両論ある書き方だが、ハードSFが好きな私などはこの方式にはまった。

攻殻機動隊 士郎正宗

設定が全て説明してあって、「えっ、今の何のこと?」って事が少ない。

ストーリで謎はあってもいいが、設定は説明するという事だろう。

設定自体も、あまり知られていない情報が書かれているために、注釈を書かずにはいられないって事だ。

上の写真は、攻殻機動隊の注釈が多いページ。

マンガのコマ割りの下側はほぼ注釈で埋め尽くされている。

横にも注釈が有るので、かなりの注釈の量と言える。

上記では、ロボットの反乱に対する士郎正宗氏の考えが見て取れる。

アニメのタチコマ、原作漫画のフチコマ

アニメではタチコマが登場するが、マンガの原作ではフチコマが登場する

主人公の草薙素子たちを乗せて走るし飛ぶしする起動マシーン。

クモに似たフチコマがAIでありながら個性的な登場人物となっている。

ちなみに、士郎正宗氏は昆虫の生態も大好きで、特に蜂と蜘蛛が好きなようだ。

私も蜘蛛は好きだ。

ハエトリグモなどを観察すると、蜘蛛の生態の不思議が良くわかる。

ハエトリグモが可愛く見えてくるのが不思議だ。

士郎正宗氏は、蜂の惑星と言うマンガも書いている。

こちらも面白いので読んでみて欲しい。

攻殻機動隊 士郎正宗

攻殻機動隊が発売されたのは1989年。

ここに書かれた世界と現在社会。

どこまで実現できて、何が実現してないのか?

実現してほしく無いものと、実現してほしいものは何だろう?

士郎正宗作マンガとの出会いはアップルシード

私の士郎正宗氏原作漫画との出会いは高校時代遡る。

今を去る事33年前、当時あった神戸のマンガ専門店の一角に遡る。

神戸は、マンガの専門店が数軒あって、マンガが盛んな地域だった。

当時あった「まんがクラブ」の一角でアップルシードを見つけた事に遡る。

アップルシード 士郎政宗

当時、大いに人気があった大友克洋氏のマンガ「気分はもう戦争」などの画風を彷彿とさせる表示に目が留まったのが始まりだ。

パラパラとめくってみると、リアルな戦闘シーンと、溢れるほどの知識量に圧倒されて買ったのだ。

そこからアップルシードにはまり込み、4巻までの内容で、友人と夜中まで語り合ったほどだった。

今読み返してみても、決して古くない。

サイボーグは出てくるし、バイオロイドは出てくるしで面白い。

特に、主人公の一人「ブリアレオス」が装備しているヘカトンケイルシステムには特に惹かれた。

8つの目を持ち、全方向が見えるブリアレオスは、もちろんサイボーグで元は人間なのだ。

まだアップルシードも読んでいない方は、是非読んで欲しい。

超ビックリ!アップルシードは1985年発刊!

特に、ビックリな点は、アップルシードは1985年で、自動車電話はあったものの、携帯電話はまだなかったと思う。

読んでもらえばわかるが、その時代にこの知識量に驚愕する。

科学技術から戦闘の知識まで、どの様に身に着けたかを知りたくなる。

続いてアップルシードや仙術超攻殻ORIONの話なども書いて行きたい。

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